ちょっとパソコンが使えるようになったんで更新してみました

タイムマシンをつくろう!

タイムマシンをつくろう!

新年一発目は漫画じゃなくて真面目な本から。 (漫画以外を紹介するのは初かな?
実家に帰ってからというもの、暇で暇でミルモの1年目2年目のビデオを全て見てたり、アニメ化されたライトノベルを読んでたりしてすごしてたんですけど、飽きてきたんで図書館に行ったんです。すると、この本が。
もともと興味ある分野だったんで、手にとって読んでみるともう面白いのなんの。
相対論からの未来行はお馴染みな感じですけど、この本は過去への行き方を模索する本。ワームホール使ったりとか。最後は多世界解釈にまで踏み込みます。(まあこの手の本だと当たり前かもしんないけど
もちろん数式要らずで、わかり易く理論を解説してくれています。この類の本は結構読んだんですけど、それらと比較しても断然わかり易い、何より面白く書かれています。
特に興味を引いたのが、タイムマシーンQ&Aコーナーにあった
「2005年、ある教授がタイムマシンで2020年に行きその時代の論文を読み、その中のある数学の公式を2005年に持って帰って生徒にそれを伝えました。伝えられた生徒がその公式の論文を書きました。その公式は誰が生み出したのでしょう?」(教授の見た論文の作者がその生徒だったかは忘れた。。借りてくればよかった。。
って話。 教授は2020年の論文に書かれている公式をみたわけだから、その公式を思いついたわけではなく、生徒も教授から教えられて公式を知ったわけなのだから、公式の発案者ではない。
では、公式はどこから生まれた? ・・・ってなわけで、無から存在が生まれるという物理的矛盾が。
極下は初めに論文を書いた人は別にいたんでは?とか未来が書き換えられた?とか思うんですけど、どうもしっくり来ないかったり。教授の見た論文の作者が、生徒さんなら余計に。(そんなとても重要な部分を忘れてきたオレって…新年早々馬鹿オブジイヤーだ…。)多世界でなければこれがタイムマシーンの存在否定の要因になれるのかな?
この問いに関する著者の回答(?)は本を読んでみてください。